通信制大学は就職に不利なの?
という方もいるかもしれません。
企業からみた通信制大学の評価が気になる、という方もいると思います。
というわけで今回は「通信制大学は就職に不利? 企業からみた評価は?」についてお伝えします。
通信制大学を検討しているけど、企業の評価はどうなの?という方は記事を参考にしてみてくださいね。
\Web上ですぐに閲覧もできます/
通信制大学が就職に不利だと言われる理由
通信制大学は正式な大学であり学歴として認められますが、「就職に不利なのでは?」という不安の声は少なくありません。
背景には、通学制(一般的なキャンパスに通う大学)との違いが十分に知られていないことや、「入試が書類選考中心で入りやすい」というイメージなどが影響しています。
ここでは、なぜ通信制大学が誤解されがちなのか、その代表的な理由をやさしく整理していきます。
通信制大学に対する代表的な誤解
通信制大学が
通う大学よりもレベルが低い
専門的なことは学べない
といった誤解を受けることがあります。
これは通信制の仕組みそのものがあまり知られていないことが原因です。
実際には、通信制大学もカリキュラム(学ぶ内容の全体計画)は文部科学省の基準に沿って組まれており、専門科目も充実しています。
誤解されやすいポイントを整理すると、次のようになります。
- 入学試験が書類選考中心で、「誰でも入れる」という誤ったイメージがある
- 自宅学習が中心のため、「本格的な指導がないのでは」と思われがち
- 偏差値が公表されないことから、「大学としてのレベルがわかりにくい」と感じられる
- 通学のキャンパスライフがないため、「大学らしさ」が伝わりにくい
こうしたイメージだけで判断されることもありますが、実際の学びの中身や卒業までの努力量は、通学制に劣るものではありません。
「入りやすい=レベルが低い」というイメージの影響
通信制大学の多くは、一般入試のような筆記試験ではなく、書類選考や面接で入学を決めるケースが中心です。
そのため、「学力試験がない=レベルが低い」と短絡的に判断されてしまうことがあります。
しかし、大学のレベルや価値は「どうやって入るか」よりも、「何を学び」「どれだけ身につけたか」で判断されるべきものです。
とくに通信制大学は、入学後に自分で学習計画を立て、レポート提出やオンライン授業、試験をこなす必要があるため、継続する力や自己管理が求められます。
| よくあるイメージ | 実際の通信制大学 |
|---|---|
| 入試が簡単なので誰でも卒業できる | 入学はしやすいが、自己管理が必要で卒業は決して楽ではない |
| 専門的な勉強はできない | IT・ビジネスなど実務に直結する専門科目が充実している |
| 通学制より評価されない | 学士号は同じで、学歴としては同等に扱われる |
このように、「入りやすい」という入り口のイメージだけで通信制大学を判断してしまうと、本来の価値を見落としてしまう可能性があります。
通信制大学の魅力が知られていないことによる不利感
通信制大学は、時間や場所にとらわれず学べるという大きなメリットがありますが、その魅力がまだ十分に知られていない面もあります。
とくに企業の採用担当者が通信制の仕組みを詳しく知らない場合、「どんな学び方なのか」「どれくらい大変なのか」がイメージしづらく、評価につながりにくいことがあります。
一方で、通信制大学には次のような強みがあります。
- 働きながら学べるため、社会人経験と学歴を同時に得やすい
- 自宅学習を通じて、自己管理能力や計画力が鍛えられる
- 専門科目に早い段階から集中して取り組める
- オンライン講義やデジタル教材で、最新分野にも触れやすい
採用の場では、こうした強みを自分の言葉で説明できるかどうかが、通信制大学出身者の評価に大きく影響します。
誤解されやすい一方で、伝え方次第で大きなアピールポイントにもなる学び方だといえるでしょう。
※本来的な意味での”実力”がアピールできれば、企業側もその実力と魅力に気が付くきっかけになるでしょう。
通信制大学は学歴になる?
通信制大学を検討している方にとって、「ちゃんと学歴として認められるのか」はとても重要なポイントです。
結論から言うと、文部科学省に認可された通信制大学を卒業すれば、通学制と同じ「学士(大卒)」の学歴として正式に扱われます。
ここでは、そもそも「学歴」とは何か、そして通信制大学がどのように位置づけられているのかを整理していきます。
そもそも「学歴」とは何か
「学歴」とは、これまでにどのような学校で、どのレベルの教育を受けたかを示す「学業上の経歴」のことを指します。
中学校卒業、高等学校卒業、専門学校卒業、大学卒業などがすべて学歴です。
このうち、高校卒業後の教育機関(大学・短大・専門学校など)は「高等教育機関」と呼ばれ、学歴の中でも特に就職や転職で重視されやすい部分になります。
簡単に言えば、「どこまで、どんな分野を体系的に学んだのか」を示すのが学歴です。
- 中学校卒業:義務教育を修了した学歴
- 高等学校卒業:基礎学力を修了した学歴
- 専門学校卒業:特定の職業分野について実践的に学んだ学歴
- 大学卒業:幅広い教養と専門分野の知識を体系的に学んだ学歴
通信制大学であっても、「大学」と名のつく以上、一定の基準を満たした正規の高等教育機関であり、その卒業は学歴としてしっかり評価されます。
通信制大学は法律上どのように位置づけられている?
通信制大学は、学校教育法という法律の中で、通学制と並ぶ「大学の一形態」として定められています。
文部科学省が示す「大学通信教育制度について」にも、通信制大学は、地理的・時間的な制約がある人のための正式な大学であると明記されています。
つまり、「通うか、自宅からオンラインで学ぶか」というスタイルの違いはあっても、大学としての位置づけは同じということです。
| 項目 | 通学制大学 | 通信制大学 |
|---|---|---|
| 法律上の位置づけ | 学校教育法上の「大学」 | 同じく学校教育法上の「大学」 |
| 卒業時に得られる学位 | 学士(大卒) | 学士(大卒) |
| 学び方 | キャンパスに通って授業を受ける | オンライン授業や教材を用いた自宅学習が中心 |
| 対象となる人 | 高校卒業生など一般の学生 | 社会人や地方在住者など時間・場所に制約のある人を含む |
このように、法律上はどちらも同じ「大学」であり、卒業時に得られる「学士号(がくしごう/大学卒業時に与えられる学位)」も同じです。
就職活動での「大卒扱い」と応募条件について
通信制大学を卒業すると、履歴書の「学歴」欄には大学名と学部名を記載でき、就職活動では原則として通学制大学と同じ「大卒」として扱われます。
求人票に「応募条件:大卒以上」と記載されている場合、通信制大学卒業者も条件を満たしているため応募可能です。
採用担当者が見るポイントは、「どのような入試で入ったか」よりも、「何を学び、どのような力を身につけたか」です。
- 履歴書には他の大学と同じように「〇〇大学 △△学部 卒業」と記載できる
- 「大卒以上」が条件の求人にも応募できる
- 職務経歴書などで、通信制ならではの学び方や努力を具体的に説明すると評価につながりやすい
通信制であることを不安に感じるよりも、「働きながら学んだ」「自分で計画を立てて卒業までやり遂げた」といった強みとして、前向きにアピールしていくことが大切です。
通信制大学の評価
通信制大学の評価は、「学歴としてどう扱われるか」だけでなく、「どのような能力を身につけた人材だと見られるか」という観点も含めて考える必要があります。
就職活動や転職市場では、通信制ならではの経験が、自己管理能力や継続力の高さとして評価されるケースも増えています。
ここでは、企業がどのような点を見ているのか、具体的に整理していきます。
企業から見た通信制大学卒業生の評価ポイント
企業の採用担当者は、通信制大学卒業生に対して、
働き方に近い自己管理ができるか
限られた時間の中で成果を出せるか
といった点を重視することが多いです。
通信制大学では、自分で履修(どの授業を取るか)を決め、勉強のスケジュールを組み、レポートや試験の締切を守らなければなりません。
そのため、次のような力を身につけやすく、これは社会人としても高く評価されるポイントです。
- 自己管理能力:時間管理やタスク管理ができる力
- 継続力:長期間の学習を続け、卒業までやり遂げる力
- 主体性:自分で調べ、自分で学ぶ姿勢
- 両立力:仕事・家庭・学業など複数のことをバランスよくこなす力
こうした力は、履歴書だけでは伝わりにくいため、志望動機書や面接で具体的なエピソードとともに説明すると、通信制大学で学んだことがプラスの評価につながりやすくなります。
通信制大学出身者の就職状況と実績
通信制大学の一つであるサイバー大学のデータを見ると、通信制大学卒業生の就職や転職がしっかりと実現していることがわかります。
サイバー大学では、2024年3月卒業生のうち、卒業時24歳以下の就職率が95.8%、全年代では91.6%という実績があります。
これは、通学制大学と比べても遜色のない高い水準です。
| 区分 | 就職率・状況 |
|---|---|
| 24歳以下の卒業生 | 就職率95.8% |
| 全年代の卒業生 | 就職率91.6% |
| 主な就職・転職先業界 | 情報通信業、製造業、医療・福祉、卸売・小売業など |
| キャリアの変化 | 「キャリアの選択肢が広がった」と回答した卒業生が25%以上 |
このように、通信制大学卒業後も、さまざまな業界で活躍している人が多く、「通信だから就職できない」ということはありません。
むしろ、大卒資格の取得によって応募できる求人が増えた結果、「キャリアの選択肢が広がった」と感じる卒業生が多いのが特徴です。
\Web上ですぐに閲覧もできます/
通信制大学の学びを就職活動でどうアピールするか
通信制大学で身につけた力を就職活動で活かすには、「何を学んだか」に加えて、「どう学び、それがどんな力につながったか」を具体的に伝えることがポイントです。
単に「通信制大学を卒業しました」と言うだけではなく、日々の学び方や工夫したことをエピソードとして話すことで、企業側もイメージしやすくなります。
- 履歴書:学部・専攻と、学んだ分野(例:情報セキュリティ、マーケティングなど)を明記する
- 自己PR:仕事やアルバイトと学業を両立させた経験を、数字や期間を入れて説明する
- 面接:オンライン授業や自宅学習で工夫した点(スケジュール管理方法、学習ツールの活用など)を具体的に話す
- 資格:在学中に取得した資格(ITパスポートなど)があれば、必ずアピールする
通信制大学という学び方は、「自分で動き、自分で学びを組み立てる」力の証明でもあります。
この点をしっかり伝えることで、通信制の強みが評価につながりやすくなります。
通信制大学サイバー大学とは
サイバー大学は、すべての授業をインターネット上で行う「フルオンライン」の通信制大学です。
スクーリング(大学に通って受ける対面授業)が不要なため、全国どこからでも、さらには海外(※GDPR加盟国以外)からでも学べるのが大きな特徴です。
\Web上ですぐに閲覧もできます/
サイバー大学の特徴と学び方
サイバー大学は、IT分野を中心に、現代のビジネスに必要な知識と実務スキルをオンラインで学べる大学です。
パソコンやスマートフォンを使って、動画授業やオンライン教材にアクセスできるため、仕事や家庭と両立しながら学びやすい環境が整っています。
また、授業は録画配信が基本なので、自分の生活リズムに合わせて視聴できるのも魅力です。
- フルオンライン:キャンパスに通わず、すべての授業をインターネットで受講できる
- スクーリング不要:対面授業のために通学する必要がない
- 場所を選ばない:全国どこからでも、海外(※一部地域除く)からでも受講可能
- IT・ビジネス中心:プログラミングや情報セキュリティなど、実務に直結する内容が学べる
こうした学び方は、ITスキルを身につけたい社会人だけでなく、高校卒業後すぐにオンラインで学びたい人にも適しています。
サイバー大学の就職支援とサポート体制
サイバー大学では、在学生と卒業生のキャリアを支えるために、専門スタッフによる就職支援が用意されています。
キャリアセンターでは、就職・転職に関する相談やカウンセリングだけでなく、履歴書の添削や面接対策も受けることができます。
また、資格取得支援や就活セミナー、インターンシップの紹介など、通信制でも通学制と同じような支援が受けられるのが特徴です。
| サポート内容 | 概要 |
|---|---|
| キャリアセンター | 就職・転職相談、キャリアカウンセリング、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など |
| 資格取得支援 | ITパスポート試験や基本情報技術者試験など、IT系資格の取得支援や奨励金制度 |
| セミナー・ガイダンス | 就活の進め方、企業研究、ビジネスマナーなどを学べるオンラインセミナー |
| 求人・インターン紹介 | 企業との連携により、求人情報やインターンシップ情報を学生に提供 |
| 公式コミュニティ | 在学生・卒業生同士で情報交換や交流ができるオンラインコミュニティ |
こうした支援を活用することで、オンラインで学びながらも、「一人で就職活動をする不安」を軽減しやすくなります。
\Web上ですぐに閲覧もできます/
どんな人にサイバー大学がおすすめか
サイバー大学は、特に「ITスキルを身につけてキャリアの幅を広げたい」という方に向いている通信制大学です。
また、時間や場所の制約がある人でも学びやすい仕組みのため、さまざまなライフスタイルの方が学んでいます。
- 働きながらITやビジネスを本格的に学びたい社会人
- 地方や海外在住で、通学制大学に通うことが難しい人
- 高校卒業後にオンライン中心で学びたい新卒世代
- 転職やキャリアチェンジを見据えて、専門知識と大卒資格を同時に得たい人
サイバー大学のように、ITに強い通信制大学を選ぶことで、就職や転職の際に「専門性の高さ」と「学び続ける姿勢」をアピールしやすくなります。
\Web上ですぐに閲覧もできます/
通信制大学を前向きに活用するために意識したいこと
通信制大学での学びを将来につなげるには、自分の目的を明確にし、日々の学習とキャリア形成を結びつけて考えることが大切です。
そのうえで、就職支援や資格取得支援など、大学が用意しているサポートを積極的に利用することで、不安を減らしながら前に進むことができます。
- 「学歴として認められるか」だけでなく、「どんな分野をどの程度まで学びたいか」を考える
- 自己管理力や継続力など、通信制ならではの強みを意識して伸ばす
- 在学中からインターンやアルバイト、資格取得など実績づくりに取り組む
- キャリアセンターやセミナーを活用し、就職活動のやり方を早めに知っておく
- 卒業後にどんな働き方をしたいか、定期的に見直しながら学ぶ
通信制大学、とくにサイバー大学のようなフルオンラインの大学は、「場所や時間にとらわれず学びたい」「仕事と両立しながらキャリアアップしたい」という人にとって、力強い選択肢になります。
自分に合った学び方を選び、その環境を最大限に活かしていくことが、就職やその先のキャリアを充実させる一番の近道と言えるでしょう。
関連記事
今回の記事の関連記事になります。
- 通信制大学「サイバー大学」では何が学べるの? 学部は? 気になる偏差値は?
- オンライン大学「サイバー大学」にはどんな人が入学している? 入学するにはどうしたらいい?
- Z会とは? そのメリットと中学生におすすめの理由
- サイバー大学とは 学費や卒業生の就職先は?
- 通信制大学とは 普通の大学との違い どんな人に向いてるかを徹底解説
\Web上ですぐに閲覧もできます/
通信制大学は就職に不利? 企業からみた評価は? まとめ
というわけで今回は「通信制大学は就職に不利? 企業からみた評価は?」についてお伝えしました。
通信制大学は、「学歴にならないのでは」「就職に不利なのでは」といった不安を持たれがちですが、実際には法律上も制度上も、通学制と同じ「大学」として認められています。
大切なのは、「通信だから」という理由で悩むことよりも、「そこで何を学び、どんな力を身につけるか」を意識して行動することです。
サイバー大学についても紹介しました。
気になった方は無料の資料を取り寄せてみてくださいね。
\Web上ですぐに閲覧もできます/
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
